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2021.05.24 伝統建築学科

大工道具を知ろう! 第1回「それだけで、大工の腕前が分かる?!~かんな(鉋)~」

大工道具を知ろう! 第1回「それだけで、大工の腕前が分かる?!~かんな(鉋)~」

こんにちは!(・ω・)/

突然ですが皆さんは、大工・宮大工の先輩方が使う「木工用工具いくつご存知でしょうか?

のこぎり、とんかち、ドライバー、などなど……。

SADOでも、いろいろな道具を使い分けて、日々の実習に取り組んでいます。道具の管理(手入れや調整)も学生が自分たちで行いますよ。

実際に現場で作業を行なう際には、腰袋(ベルトポーチのようなもの)に道具をいくつか入れ、持ち歩きながら作業をすることも。日の出から日没までの時間帯を効率良く使って作業を行なうため、道具を取りに行く時間も体力も、温存する必要があるのです!

そんな様々な木工用工具について、

「大工道具を知ろう!」でこれからいくつか紹介していきます。

かんな(鉋)

まず、今回はかんな(鉋)をご紹介!

有名な大工道具の一つで、長方形の木の台に、斜めに金属製の刃が入っているもの。

この刃で、材木の表面を削ってつるつるに加工したり、角を取って丸くしたりします。 

一番ポピュラーなのは、実習でもよく使われる「平鉋(ひらがんな)」明治時代に、西洋から持ち込まれた「西洋鉋(せいようがんな)」が基になっています。 

意外にも、かんな(鉋)が広く普及したのは大正時代、関東大震災後。

被災した地域では、個人宅など様々な建築物の修復・再建が必要となり、木材加工の需要が急激に高まったそう。

その際「平鉋(ひらがんな)」は、質の悪い木材でも加工することが出来る道具として、その技術と共に名をはせていったわけです。

学生さんのかんながけの様子もご覧ください★

いろいろなかんな(鉋) 

その他にもかんな(鉋)にはたくさんの種類があり、それぞれの用途によって使い分けます。

2階展示室に並ぶ大小さまざまな、かんな(鉋)。

例えば、通常よりも木の台が長い、「長台鉋(ながだいかんな)」は板の側面を直角に削ることが出来ます。

また、通常のかんなはかんな自体を引いて使うのに対し、かんな本体を押して使う「隅突鉋(すみつきかんな)」と呼ばれるものもあります。

その他にも多種多様で奥深いかんな(鉋)。それぞれに、大工さんの日々の仕事を支えていますよ。

実習でも大活躍!

ただ材木の上を滑らせているだけにも見えますが、実際には道具の調整や、作業時の力加減と、なかなか一筋縄ではいかない難しい道具です。

かんな(鉋)の使い方ひとつで、その大工の腕前が分かると言われることもあるそうです |д゚)

次回は……

次回の「大工道具を知ろう!」では、継ぎ手で大活躍!

のみ(鑿)についてお話ししていきます。

お楽しみに!(・ω・)/

大工道具を知ろう!まとめ

第1回「それだけで大工の腕前が分かる?~かんな(鉋)~」

第2回「継ぎ手で大活躍!~のみ(鑿)~」

第3回「その芸術的な形でコレクターも?!~墨壺~」

第4回「裏面では占いも?!~さしがね(指矩)~」

第5回「これがないとはじまらない!~のこぎり(鋸)~」

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