トピックスTOPICS

2021.06.11 伝統建築学科

大工道具を知ろう!第5回「これがないとはじまらない!~のこぎり(鋸)~」

大工道具を知ろう!第5回「これがないとはじまらない!~のこぎり(鋸)~」

今回は、

これがないとはじまらない! 「のこぎり(鋸)」をご紹介!

のこぎり(鋸)

小学生の図工、中学生の技術など、誰しも一度は使ったことがある「のこぎり(鋸)」

木製の柄に、柔らかい鋼でつくられた刃が付いています。

この刃は「ボラゾンホイール」というダイヤモンド製の砥石を使って、刃先がギザギザになるよう研がれていますよ。

その薄さには訳がある!

「のこぎり(鋸)」の特徴のひとつである「刃の薄さ」

これは材木を切断する際、切断部分に印として鉛筆や墨壺などで引く線の細さを考慮したものです。

例えば「のこぎり(鋸)」の刃が引いた線より分厚かった場合、木材は予定よりも少し短く/長くなってしまいます。

この少しの差が積み重なり、建築物の耐久性に大きな違いをもたらしますから、より正確な位置で材木を切断できるよう、刃の薄さはとても大切なのです!

引くのか、押すのか?

日本の「のこぎり(鋸)」はほとんどの場合、引く方向に刃が付いています。

しかし欧米諸国の「のこぎり(鋸)」には押す方向へ刃が付いている場合が多いそう。

押して使う欧米の「のこぎり(鋸)」は切断時に刃が曲がってしまうのを防ぐため、日本のものよりも少し厚めに作られているものが多いようです。

電動タイプも大活躍!

「のこぎり(鋸)」での切断作業は材木の大きさによってはかなりの重労働といえます。

腕だけではなく木材を足や片方の腕で押さえたりと、無理な姿勢を続ける必要もあります。

電動タイプの「のこぎり(鋸)」はそんな難点を解消してくれる優れもの! 手動より時間も体力も節約できますから、実際の現場でも重宝されています。

ですが、扱いには要注意! とてもケガの多い道具でもありますから慎重に使用しましょうね(・へ・)

最後に……

さて、これまで5回に渡っていろいろな大工道具の豆知識をお届けしてきた「大工道具を知ろう!」

お楽しみいただけましたでしょうか? 

もっと大工道具について知りたい! 大工道具を使いこなせるようになりたい! 

そんな、もの造りに関心のある皆さん。是非一度、本校のオープンキャンパスでお会いしましょう(・ω・)/

お待ちしております~!

大工道具を知ろう!まとめ

第1回「それだけで大工の腕前が分かる?~かんな(鉋)~」

第2回「継ぎ手で大活躍!~のみ(鑿)~」

第3回「その芸術的な形でコレクターも?!~墨壺~」

第4回「裏面では占いも?!~さしがね(指矩)~」

第5回「これがないとはじまらない!~のこぎり(鋸)~」

一覧へ戻る