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2024.10.10 新着情報

【快挙!】2年連続でウッドデザイン賞受賞!

【快挙!】2年連続でウッドデザイン賞受賞!

今年で10周年を迎えた『ウッドデザイン賞2024』にて応募総数366点の中より、伝統建築大工学科3年生が建てた『二宮神社 本殿覆屋』が受賞作品に選出されました👏
大手ゼネコンや建築設計事務所も数多く受賞しているウッドデザイン賞に、当校は昨年から2年連続での受賞となりました!本当におめでとうございます🎉

 『二宮神社 本殿覆屋』について 

佐渡市にある二宮神社は、約800年前に佐渡に配流された順徳天皇の第2皇女、忠子女王が祭られており、佐渡市有形文化財の能舞台があるなど、歴史ある神社です。
しかし、2021年・2023年と2度の火災により本殿、能舞台が全焼しました。二宮神社を再建するべく、学生が製作した『一間社流造社殿』を本殿として寄贈し、その本殿を護るための建て物『本殿覆屋』を伝統建築大工学科3年生が今年の前期実習で建築いたしました!
こういった活動を評価いただき、ウッドデザイン賞2024の受賞にいたりました。

 『一間社流造社殿』について 

伝統建築学科(現:伝統建築大工学科)が卒業製作した『一間社流造社殿』は、現役の宮大工も使う【匠明(しょうめい)】という江戸時代に記された建築手引書をもとに設計しています。主な材料には地域の間伐材(佐渡産アテビ)を利用して製作しており、被災や老朽化により修復不可能な神社へ奉納を行っています。

ウッドデザイン賞2023にて上位賞の1つである「奨励賞」を受賞した一間社流造社殿は、二宮神社の本殿として奉納いたしました!

木を使って様々な社会課題を解決するモノ・コトを表彰し、国内外に発信するための顕彰制度です。今年は賞の創設以来、10回目の開催を迎えました。SDGsやカーボンニュートラルへの取組が必須となっている今、森林や木材の利活用がクローズアップされています。木を使うことによって、社会課題の解決を目指す活動を「ウッドデザイン」と定義し、木の良さや価値をデザインの力で再構築することを目的として、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を評価・表彰する顕彰制度が、「ウッドデザイン賞」です。
※一般社団法人日本ウッドデザイン協会 10/9リリース文引用

 ※最後まで見てくれた方に朗報!※ 

今年のウッドデザイン賞2024で受賞した『二宮神社 本殿覆屋』は、オープンキャンパスの島内ツアーで実際に見ることができます!また、ウッドデザイン賞2023で奨励賞を受賞した『一間社流造社殿』と同じつくりの社殿も校内で展示しています。
実際に見てみたい、学生の話を聞いてみたいという方は、ぜひオープンキャンパスや校内・授業見学へお越しください♪

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