今年の4月から8月までに、二宮神社・住吉神社など5箇所で実習が行われました。
社寺建築を建てたり修復するときには木材を加工しますが、その時に必ず発生してしまうのが『端材』です。
この『端材』をただ廃棄するのではなく、あるものに再活用しています!
それが…バイオマスエネルギー!
佐渡市内にある「吉井木材工業株式会社」と「木材資源(端材のバイオマスエネルギー)利用の協定書」を締結していて、産学連携でSDGsの推進に向けた活動に取り組んでいます!
バイオマスエネルギーとは?
『バイオマス』は、動・植物に由来する有機性資源のことをいい、このバイオマスを原料として得られるエネルギーをバイオマスエネルギーと言います。
SADOの例で説明すると、『端材(木)』を燃焼させると二酸化炭素(CO2)が発生しますが、『端材(木)』は成長過程の光合成で大気中の二酸化炭素を吸収するので、燃焼時の二酸化炭素の排出量はプラスマイナスゼロと考えられています。
このようにして『端材』たちは再生可能エネルギーや肥料として生まれ変わるのです🧐
①バイオマス温水ヒーターの熱源として利用し、木材乾燥などに活用!
②再生可能エネルギーとして活用後、焼却灰肥料としても活用!
これからも、佐渡市の目指す「SDGs未来都市」に向け互いに協力することを目指し、産学の連携・協力を推進していきます!