応募総数355点の中より、
伝統文化と環境福祉の専門学校伝統建築学科卒業制作の「一間社流造本殿」が、ウッドデザイン賞2023において、上位賞31点の一つ、奨励賞(審査員長賞)授賞となりました。専門学校でのウッドデザイン賞の奨励賞(審査員長賞)受賞はウッドデザイン賞史上初となります。
「ウッドデザイン賞」は、一般社団法人日本ウッドデザイン協会(会長:隈 研吾)が主催する、木で暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰し、国内外に発信するための顕彰制度で、2015年に創設され、今回で9回目を迎えます。
ウッドデザイン賞2023の応募総数は355点、10月5日には「ウッドデザイン賞2023」の入賞作品238点が発表されました。今回、最終審査を経て「社会課題の複合的な解決をもたらし、イノベーション・新産業創出に寄与する作品」 として「最優秀賞」が4点、「特別賞」が3点、「優秀賞」が9点、「奨励賞」が15点と、上位賞31点が選出され、当校の伝統建築学科卒業制作「一間社流造本殿」は上位賞の一つである奨励賞(審査員長賞)を授賞しました。
当校の「一間社流造本殿」は、
①材料として、地域の間伐材(佐渡産アテビ)を利用
②伝統建築の技をつなげる人材育成
③伝統の継承
主に、上記の三点が地域の資源、技、伝統をつなぐ人材育成の良質なモデルとして評価されました。当校の本物を教材とした伝統建築に携わる人材育成モデルが評価された形となります。
表彰式の様子!
12月6日(水)に東京ビッグサイトで開催される『エコプロ2023』の特設ステージで上位賞の「表彰式」が行われ、当校も表彰を受けてきました!
下記もあわせてご覧ください!