昨年お社新築工事をさせていただいた剛安寺様。
今年も現場実習として地蔵堂の新築工事を行います。
他の現場も同時進行なので、3年生を中心に現場を分けて作業に当たります。
基礎工事から学生が手掛けます!
今年の前期は、複数の現場実習を行い、地蔵堂に取り掛かったのが6月。
基礎工事、材木加工などの作業を全て学生が行い、現場で一気に組み上げる『建て方』を行います。
建て方の様子
クレーンを使い加工した材木を持ち上げ、組み上げ作業を行っていきます。
組み上げるだけの状態まで学校で加工し、現場へ運搬します。
思うようにはまらないところは、ノミで削るなど微調整を行いながら作業を進めます。
作業手順を親方に確認。現場経験豊富な親方から指導してもらえます。
基本的には、継ぎ手などの技法を使い木を組み上げています。
屋根部分は屋根の上で作業。
早いもので、あっという間に屋根の板も張り終え、ほぼ形となりました。
完成した地蔵堂は、お檀家さんや地域の皆さまがお参りされ、この先もずっと佐渡の剛安寺さまに残ります。
学生時代に携わった仕事が、ずっと佐渡に残り続けるって素敵だと思いませんか?