こんにちは!
3年生になると、授業の9割が実習になり、4月の新学期のスタートともに、これまで磨いてきた技術で新たな実習に入りました!
しかも!
今年は、3年生を2班に分け、複数の実習を同時進行で行います!
現在手掛けている実習は2つです
A班 一間社流造社殿制作
B班 お寺での階段修復・柱根継ぎ実習
9月の後期からは、A班が社寺での修復再建実習となり、B班がもう一つ別の一間社流造社殿を制作を行います。
このように、2班が別々の実習を行うスケジュールとなるので、全員がしっかり実習での役割分担があり、それぞれの経験を積める状況になります!
一間社流造とは?
両班が制作する【一間社流造本殿】についてご紹介します。
一間社流造については、下記図と写真をご参照ください。

下の写真は、昨年の3年生が制作した【二間社流造】です。少し造りは違いますが、これに近いものを制作しています。
一間と二間の違いは、正面から見て間口(神様のお部屋)が2つあるか、1つあるかの違いになります。

今年は、このご本殿が3年生の手により2つ完成することになります!
詳細は、また改めてお伝えしますが、現在の制作過程をご覧ください!
社寺修復・再建実習
続いて、B班の現場実習についてお伝えします。
今年は、佐渡島内にある薬師寺様の修復工事をさせていただきます。
内容は、
・本堂階段部分修復と柱の根継ぎ工事
・7月完成予定
現在すでに学生の手により解体工事を終え、学校の作業場での木材加工が完了次第、現場作業へとういう流れです。
初めての現場で、学生も当然未経験なので、事前に模型を作り、作業内容をしっかり理解したうえで工事へのぞんでいます。
もちろん、木材の加工もすべて学生が行います。

作業の様子はこちらです! 階段と2本の柱の根継ぎを行います。
このように、学生全員がしっかり役割と責任を持ち、実習にのぞむ環境が佐渡にはあります!
こうした実習を通じて、仕事で大切な対応力や応用力を養うことができるんですね!
この実習の様子は、完成までしっかりお伝えしたいと思います。
続編をお楽しみに✨

