「一間社流造り」の制作を無事終えた三年生のA班。
次はいよいよ、本物のお寺での修復作業です!
今回修復に携わらせていただくのは、佐渡島内の吉井地区にある剛安寺さん。
お寺内の床板の張り替えに向かいます(`・ω・´)
床板の加工
まずは、校内の実習室で床板の加工を行ないます!
綺麗に鉋(かんな)がけされた板からは、佐渡産ヒノキの良い匂いが☀
表面に保護材を塗り、現場へ運ぶ日を待ちます。
佐渡島内「剛安寺」へ
いよいよ、現場での作業開始!
本物のお寺での作業は初めてですから、いつもより緊張している学生さんも( ゚Д゚)
室内での作業ですから、張り替え箇所以外の床板を傷つけないように気をつけます。
床下に下りての作業
古い床板をはがした状態で、床下に下りての作業。
腕を高い位置に挙げての作業はとても大変そう……
また、新しい床板を固定するために、二ヶ所から同時に力を加えます。
二人で息を揃えて作業を行いました。
迫る納期……?!
現場でのお仕事ですから、当然、納期があります。
一間社流造りの制作時から予定より少し押していることもあり、急ピッチで作業が進みます。
放課後も残って作業をしたりと、かなり大変ですが、
現場力を身につけるための良い経験になりましたね。(……頑張れ!)
本物で学ぶ
学生時代に、本物の社寺建築の修復作業に携われるのは、
伝統文化と環境福祉の専門学校の特徴のひとつ!
本物の社寺建築に触れて得た、現場力を活かして建築業界に飛び立ちます(/・ω・)/