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2021.12.13 伝統建築

【授業リポート】3年生が社殿制作! 一間社流造 制作過程を追う~その5~

【授業リポート】3年生が社殿制作! 一間社流造 制作過程を追う~その5~

屋根の部材加工がスタート!

二社目の社殿も、屋根の部材加工がはじまりました!

極端に大きい部材や小さい部材、曲がった部材などが多い屋根……。

学生同士で協力し、作業に取り組みます。

細くて小さい部材が沢山!
一つ一つに番号があり、順番に加工し取り付けます

曲面加工は難しい……

社殿制作の中でも難しい作業のひとつである、曲面加工。

屋根は完成後も目につく場所ですから、皆さんも気合いが入ります!

内側が曲がった木で出来ている「反りがんな」や

鑿(のみ)を使って、黙々と作業に取り組みます。

ひと工夫した扉

実習室での撮影中、ふと目にはいった…… ?!

近くにいた学生さんにお話しを伺いました!

扉の部材に大きな木の目があり、キレイに加工することが難しいと考え、その部分を鯉の形にくりぬいたそう!

くりぬいた場所には、綺麗な木目の別の材で作った鯉がはめ込まれていました。

素敵すぎます!

色つきの鯉はその後、なんとなく色を付けてみたんだとか( ゚Д゚)

さすが、粋な三年生です……🐟

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