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2021.09.13 伝統建築

【授業リポート】軒反り模型のお引越し~分解、組み直して学ぶ~

【授業リポート】軒反り模型のお引越し~分解、組み直して学ぶ~

心地よい秋晴れ☀となった9月6日(月)。

2年生が前期で制作した軒反り模型の展示を1年生が手伝ってくれました!

授業の一環として屋根部分の分解と組み立ても行いましたよ|д゚)

前期に2年生が制作した軒反り模型

校舎とは別にあるとても広ーい実習場で、2年生が制作した軒反り模型。

立派な模型を協力して運びます! 気をつけて|д゚;)

校庭から3階まで!?

実習場から校庭まで運ばれてきました! これを校舎の3階にある学生ラウンジスペースへ移動させるとのこと。

これを持って階段を上るというのも衝撃ですが、高さ的に移動がままならないため、

屋根を分解する必要があります。

分解すれば通れる!

分解できるスペースを確保して、作業開始。 模型は二つありますから、二手に分かれて作業を行います。

秋晴れの中で作業! 心地よい陽気です。

金づちを使って分解

軒反り模型では、釘などの金物をほとんど使わずに

「木組み」という先端を凸凹の形に加工したものをはめ込む工法で組み立てを行っています。

そのため、行儀良くはめ込まれている部分を金づちで打ち衝撃を与えることで、

少しずつずれていきます!
綺麗に外れた三角の部材!

少しずつ組まれている部材がずれて、分解することができます。

まるで立体パズルのようですね(`・ω・´)

模型の内側からアプローチ!

息を揃えて大移動

屋根の分解を終えたら、残った本体とばらした屋根の部材を持って大移動!

校庭から3階まで、約40段もの階段を上ります|д゚)

声を揃えて運ぶ様子はチームワークばっちりです!

見ているこちらもヒヤヒヤ|д゚;)

組み直して仕組みを理解

大移動を終え一段落しているのも束の間、ばらした屋根の組み立て作業が残っています!

少し休憩を挟んで作業開始!

多方向から一斉に打ち込みます!

分解と同じく、金づちを使って凸凹の部材を打ち、はめ込んでいきます。

はめ込む順番や、金づちを打つ場所など様々な工夫が必要! 考えながら取り組みました!

それぞれに観察し考え、意見を出し合います。

設置完了!

動画でも……

動画でも一連の流れを公開中(・ω・)/ 1年生の頑張りをぜひご覧下さい。

全3編の大特集!

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