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2021.10.06 伝統建築学科

【授業リポート】3年生が社殿制作! 一間社流造 制作過程を追う~その3~

【授業リポート】3年生が社殿制作! 一間社流造 制作過程を追う~その3~

屋根の再調整

以前も紹介した屋根の制作。調整にはとても時間がかかります。

はめ込んで確認、また外して削る。このような作業を何度も繰り返します。

この丁寧な作業が建物の強度をより高めるのです。

また、最終的にはより強く屋根を固定するためホッチキスのような道具を使いました。

なかなか、迫力のある作業風景です。

機器の音が実習室に響きます。ケガに注意!

材木を水浸しに!?

水に浸すことで木が柔らかくなり綺麗な曲面に!

講師の先生の指導の元、細い部材を水浸しに!? 

実はこの作業、綺麗に反り上がった屋根を制作するための裏技!

屋根に使うこの細い部材は、その細さゆえにそのまま力を加えると、折れてしまうことも……。

そのため、このように一度水に浸して柔らかくし、アイロンなどで熱を加えてから、ゆっくり曲げていきます。

丁寧な作業とその出来栄えに講師の先生もご満悦(^^)

綺麗な曲面!

2社目の制作もスタート!

お寺の修復作業に携わっていた別の3年生も、修復を終え2社目の社殿制作を開始しました!

1社目同様に図面を書き、型板を制作するところからの作業スタート(・ω・)/

これから約5ヶ月間、実習室内で制作に取り組みます。

今後の計画について、講師の先生も含めしっかりと話し合いを行いました。

初めが肝心! 気合い十分です!

形になってきました!

柱を組み立て、土台と結合! 

この作業でも、釘などの金物をほとんど使用せず、伝統的な「木組み」を使って組み立てます。

凸凹部分の調整、部材同士を接合してからの角度の確認を繰り返し行い、耐久性を高めていきます(`・ω・´)

根気のいる作業です……。

実習室の外から物音が……

夏になり、天気の良い日は実習室の扉を開けて作業することが増えてきました。

そんな中、なにやら外から物音が……。覗いてみると、講師の先生が学生さん向けにお手本を造っていました!

(この時期は外の方が風があり、涼しいこともあるんだとか……)

さすがは、講師の先生! 手際良くお手本の品を完成させ、学生の皆さんに披露していました。

まさに、プロの技!

木組みを制作する際、溝をつけると材木同士がしっかり噛み合わさるのだとか。
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