装飾品、彫刻を造る
実際の社殿と同様、彫刻などの装飾品も学生さん自身で制作します。
小さな社殿の中の、より小さな部材ですから、手元での細かく難しい作業が続きます。
ケガに充分注意しながら、細部にこだわって作業を進めます。
床板を張る
社殿の内側へ加工した床板を固定していきます。狭いスペースに入っての作業は至難の業。
ひとりが床板を抑えて、もうひとりがかなづちで打ち込むなど、仲間と協力して作業を行います。
屋根を造る
細かい部材が多く、高さ的にも制作が難しい屋根。
建物にとって大切な部分ということもあり、失敗できない重要な箇所です。
神社の屋根はいわゆる瓦屋根ではなく、茅葺などの自然由来のものを使用することが多いです。
制作中の社殿も、ほそく加工した材木をいくつか組み合わせて接合する工法を用いて制作しています。
いろいろな道具を使いこなす
1からひとつの社殿を建てるわけですから、学生自身がいろいろな道具を使いこなす必要があります。
SADOでは、1人ひとりが自分の使う道具の管理・手入れまで自分自身で行いますから、より深く道具のことを理解した上で作業に取り組むことができます。
伝統ある道具を使っての作業は、将来現場で役に立つ高い練度を養ってくれますよ(`・ω・´)!
仲間と過ごす休憩時間
佐渡も梅雨明けし、ついに夏がやってきました☀
暑さと作業終盤で上がっていく難易度に日々消耗する3年生。
そんなときは、皆で社殿の周りに座ってひと休み。お菓子を食べたり、今後の制作予定について相談したり……。
互いを労わりながら、楽しい時間を過ごします。
次回につづく!!