こんにちは。
3年生が4月から行ってきた、お寺での修復工事が無事完成しました!
3年生は2つの班に分かれ実習に取り組み、こちらの班では、お寺の階段修復と、柱の根継ぎ工事を行いました。

実習は、事前の調査から始まり、解体、木材の加工、調整、現場での設置などをすべて学生が行います。

こちらは事前調査の様子です。 
工事内容を確認します。

解体作業も学生が行います 
解体しながら状態確認も行います
柱の根継ぎ工事
作業は同時進行ですが、まずは柱の行程をご紹介します!
すべての柱を交換するのではなく、使える部分は残し、下の腐食したところを付け替える工事を行います。

切り取る角度を調整しのこぎりで切断します 
切断終了です!


下からののこぎりはなかなか大変です! 
ノミで調整していきます

何度も調整をくりかえします! 
ぴったりはめるのは大変です!

しっかり根継ぎが完了しました! 
釘など使用しない工法です!
階段部分の修復作業
続いて階段の修復作業をご紹介します!
こちらはすべて新しい木材で作り、設置する作業です。人が上り下りするので強度も重要です。

こちらが設置前の状況 
完成模型。これを実物大にして設置します

接合部分をノミで掘りこみます 
学校で制作した部材をはめ込み調整していきます

角度など微妙な調整を加え 
手すりも設置します

4月から約3か月に渡って行った修復工事が無事完成となりました!
携わった3年生のみんな、お疲れ様でした!
修復されたお寺には、みんなの手掛けた工事の記憶が残り続け、地域の皆さんから使われていきます。
仕事の跡が残るというのは、なんだかロマンがありますね・・・。






