2度の火災に見舞われた「二宮(にくう)神社」を学生が復興するプロジェクト!
今回は本殿を保護するために建てる 覆屋(おおいや)の『建て方』を紹介します!
『建て方』ってなに??
建て方とは、伝統工法による仕口、継ぎ手加工した部材を組み上げていく工程のこと!
土台⇒柱⇒桁⇒梁の順番で組み上げていって、その後屋根を支える小屋組みを進めていくよ♪
小屋組みが終われば野地板を貼っていきます!
野地板の上には、さらにルーフィング(防水シート)を貼っていくよ♪
だんだん形になってきたのでは?
今回の紹介はここまで👏最終的な完成は、7月末予定です!
完成までの様子をSNSやHPで随時配信していくのでお見逃しなく!
二宮神社 再建について
佐渡市にある二宮神社は、約800年前に佐渡に配流された順徳上皇の第2皇女、忠子女王が祀られており、佐渡市有形文化財の能舞台があるなど、歴史ある神社です。
2021年・2023年と2度の火災により本殿や能舞台が全焼しました。度重なる火災の被害により、地域が守り続けた文化財が消失してしまい、地域住民も「地域の宝」がまた消えてしまったと肩を落とされていました。
そんな中、12年にわたり佐渡島内に残る神社・寺院を修繕してきた実績を評価してもらい、当校の学生が復興のお手伝いをすることになりました。