技能五輪全国大会とは?
技能五輪全国大会とは、様々な技能を学ぶ国内の若者(23歳以下)を対象に、
昭和38年から開催されている競技大会。
「広い世代に、私たちの暮らしを支える技能をもっと身近に感じてもらいたい!」
「その必要性を理解していただいきたい!」 という想いから始まったものです(・へ・)
本校からは、「建築大工」という分野に、
新潟県代表として11年連続で出場者を輩出しています!
伝統建築学科 3年 赤塚大城さん
大会出場が決まった、今のお気持ちは?

まずは、すごく嬉しかったです。
「地元に馴染むことができて」
Q1.SADOでの暮らしてみた印象は?

今はシェアハウスに住んでいて、
他の学生の人たちと一緒に住んでいます。

シェアハウスの大家さんと仲良くさせてもらい、
大家さんの友達と遊んだりして、
佐渡の地元ならではの遊びや仕事に携わらせてもらっています。

例えば、山に行って林業を体験してみたり、
間伐材をもらってきて、
それを斧ではつって、はつりの練習をしたり。

佐渡の地元の人たちと遊ぶことが多くなって
人柄も佐渡はとてもいいところで、
より佐渡に馴染むことができて
佐渡に来て良かったなと思っています。
「大工として働く」
Q2.技能五輪全国大会への出場が決まった感想は?

去年も五輪の予選に挑戦したのですが、
結局加工のときにミスをしてしまって結果に繋がらなかったので、
今年はその反省をいかして

去年だめだったところはもちろんなおして、
今まで良かったところも、
より良くできるように練習したので

練習をして、それが結果に繋がったことが
すごく嬉しかったです。
Q3.SADOで学ぶメリット、入学後に成長できたことは?

こうやって技能五輪に出場させてもらえることも
技術的な成長があってのことだと思います。

日々の練習をしっかりやることで、技術的にも入学前より成長できたかなと……。
最近では、より就職して働いたときの見据えて、練習するようになったので

「大工として働く」という気持ちも、入学前より強くなって、より成長できたかなと思います。
「自分の力試しとして」
Q4 技能五輪全国大会に向けて、一言お願いします。

自分の今持っている実力を試すいい機会だと思うので、いろんな人たちの中で、自分はどのくらいの位置にいるのか、
今なにが足りないのかを知る、いい機会になると思います。

まずは、
自分の力試しとして頑張っていきたいです。
「大工さんと呼ばれるように」
O4.将来の目標

この学校で勉強する一番の理由でもある「社寺建築」にも携わっていきたいですし、
「一般建築」、「一般の住宅」などにも携わっていけたらなと思っています。

昔から言われている
「大工さん」と呼ばれるように、
大七、大八でもなく、
「大工さん」と呼ばれるようになりたくて……。

設計もできて見積もりもできて、
もちろん加工もできる。
鑿(のみ)や鉋(かんな)を使えるだけではなく、建築すべてのことが分かるような、

そんな、大工さんになりたいと思っています。
