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自然環境保全学科 ■野生生物調査コース  ■環境再生コース  ■環境ビジネス・公務員コース 2年制[20名]行政や地元企業との連携で、動植物の調査や環境保全の現場をリアルに学ぶ。

佐渡は、トキをはじめ、環境省のレッドデータブックで指定されている多くの野生生物が生息しています。またその植生は「日本の縮図」と呼ばれる多様性を有しています。その豊かな自然を実習フィールドとして、身近な環境問題から地球規模の環境問題について広い視点で学んでいます。
フィールドで身につける技術、教室で学ぶ知識、そして、専門資格取得を通じて「環境問題」に対応できる各分野(野生生物調査、環境再生、環境ビジネス・行政)の即戦力・スペシャリストを育成しています。

 

SPECIAL POINT

海、山、川など、環境を学ぶ上で必要な自然が身近に

佐渡島は、外周は約260km面積は、855km²(東京都の1.4倍)ほどあり、日本では沖縄本島に次ぐ大きさの島です。北側には標高1000mを超える大佐渡山脈があり、中央部は平野が広がっています。

豊かな自然が残っており佐渡を北限・南限とする植物も多く生育しています。また、天然記念物であるトキの野生復帰に対する取り組みもあり、農業では、農薬の使用を通常の5割〜10割減らす事に取り組み、先進国では初の「世界農業遺産(GIAHS)」に指定されました。また、「日本ジオパーク」にも認定され、現在は世界遺産への登録も目指す、自然環境、伝統文化の残る島です。自然環境保全学科では、身近にある豊かな自然環境を生きた教材として野生生物調査・環境再生・環境ビジネスを学びスペシャリストを輩出しています。

佐渡の空を舞う トキの様子を動画でご覧ください。

資格取得は科目認定制度で高い合格率

「環境再生医(初級)」と「2級ビオトープ計画管理士」、「2級ビオトープ施工管理士」の資格取得では、授業科目認定を受けているため、無試験もしくは、一部受験科目免除で受験することができます。

環境省や佐渡市・一般企業との連携でシゴトを学ぶ

一部の期間だけの調査ではなく、年間を通じて佐渡島内で実習・演習を行っている自然環境保全学科には多くの調査ノウハウがあるため、環境省や佐渡市、環境調査会社などからの、さまざまな依頼を受け授業の一環として行っています。

「テンの生息調査」(環境省)や「トキの餌場整備事業」(佐渡市)を始め、トキのモニタリング調査、ホタルの生息調査など、調査だけでなく報告までを行うことで、普通の授業・演習ではわからない、野生生物調査、環境再生の現場のノウハウを身につけられます。

テンの生息調査の様子
テンのフンを収集し、どんな環境に生息しているのか、どんな物を食べているのかを調べます。以下の動画でテンの様子をチェック!

特定外来種防除認定を取得!!

特定外来種とは、日本在来の生物を捕食したり、これらと競合したりして、生態系を損ねたり、人の生命や身体、農林水産業に被害を与えたり、そうするおそれのある外来生物の事を指します。

自然環境保全学科では「オオキンケイギク」と「オオハゴンソウ」の2種類の防除について防除認定を取得。授業の実習・演習中での排除や生息域の拡大防止を行ってます

5つのSPECIAL POINTのイメージ

主なカリキュラム

野生動物調査実習・自然植物調査実習・海洋実習

「野生動物調査実習・自然植物調査実習」では、野生動植物の分布調査、個体数調査、生息環境調査、植生調査などを行うことで、その調査方法を実践的に身に付けます。
「海洋実習」では、海洋生物の採集や観察のほか、シュノーケリングやシーカヤックなど、佐渡の地域性を最大限に生かした実習を行います。

ビオトープ概論・実習 、 基礎生態学

「ビオトープ概論・実習」では、「地域の野生生物が生息・育成する空間」についての正しい知識や考え方を学んだ上で、実際に環境を整備・保全する際に考えなければならないことを実習を交えて習得します。また、さまざまな生物の生活や繁殖、絶滅などの基本的な知識を身につける「基礎生態学」なども学びます。

環境行政学 、 エコビジネス

環境保全を実践するためには、産業・学界・行政・市民が一体となって理念を共有していくことが重要です。「環境行政学」の講義では、行政の立場と手法を理解します。「エコビジネス」では、環境に配慮した製品や自然エネルギー、6次産業等の最先端のものを学びます。

タイムテーブルの表画像です。

目指すライセンス

生物分類技能検定

生物分類検定は生物分類の知識向上を目的として、野生生物や自然環境の調査・保全を担う人材を育成し、さらに動物分類学や植物分類学の発展に貢献しようとする資格です。SADOでは、生物分類検定3級の取得を目標とし、希望者には2級資格の取得についてもサポートしています。

ビオトープ管理士

ビオトープとは「地球の野生生物が生息・生育する空間」という意味です。ビオトープ管理士は失われた自然生態系を取り戻すという役割を担っており、今後の環境共生型国土づくりに重要な役割を果たす担い手として期待されています。SADOでは、2級ビオトープ管理士(計画・施工)資格の取得が可能です。
2級ビオトープ管理士(計画・施工)筆記試験一部免除認定校

環境再生医

自然環境の再生のために、現場において観察(調査)、処方(対策)、治療(施工)、ケア(維持管理)等を行う自然環境の専門医の資格です。経験や技量によって、初級・中級・上級に分かれ、SADOでは初級資格を卒業と同時に取得することが可能です。
環境再生医初級資格認定校

目指すスペシャリスト

環境広報担当

環境広報担当のイメージ今や企業も環境を無視しては経営できません。多くの企業で環境にやさしいビジネスが始まっています。そんな、環境にやさしいビジネスを企画、運営、広告する担当者を目指します。

環境NPO・NGO

環境NPO・NGOのイメージ環境を守るNPO・NGO団体は全国、そして世界に数多くあります。ボランティアとしての参加ではなく、これらNPO・NGOの職員として環境保全に取り組む専門的知識をもったスペシャリストを目指します。

公務員(環境分野)

公務員(環境分野)のイメージ県や市町村レベルでも環境専門の職員の募集が増えています。また、環境省のアクティブレンジャーなど公務員として環境を守る募集もあり、環境のスペシャリストが行政でも求められています。

環境調査、研究員

環境調査、研究員のイメージ屋外での自然環境調査や室内での研究を行う、自然環境のスペシャリストです。コンサルタントや現地調査員、研究員として活躍できる人材を育成します。

SADO環境科学研究所

伝統文化と環境福祉の専門学校 付帯施設

佐渡市は、トキが棲み野生生物と人との共存が可能な島として有名です。また、北限南限の植物が存在し多様な植生が成立し、日本の縮図と呼ばれる豊かな自然環境を提供してくれています。佐渡という地域環境と日本、そして世界の環境問題の対策を思考し貢献できる人材の育成が可能な環境です。
本校は開校より、様々な活動を行なってきました。

  • 環境省との連携による「テン」の生態調査や生息環境調査
  • 天王川再生事業(環境省・新潟県)
  • ビオトープの再生(新潟県・佐渡市)など

実際の現場で教育調査・研究を行なう「実学教育」を実施し推進しています。
また、岩波書店「環境と公害」編集委員16名を迎え、シンポジウム「日本を代表する環境政策学者との集会」、中川昭一郎氏(東京農業大学総合研究所客員教授)を迎え、講演会「農業生産とビオトープの保全・復元」を開催し、広く市民への環境教育の啓蒙を行っています。
これらの活動と通じ、佐渡の生物多様性の保全に貢献していきます。

活動方針

…敢此研究を通して本学学生の専門技術者としてのレベル向上を目指す
関係機関との連携により効果的な調査、研究を推進
情報の集約と発信を行い問題解決の要望に対応
ぅ如璽織戞璽后情報の蓄積・研究調査の推進と体系化を図る
ツ敢此研究誌の発行(例:「佐渡環境」)

SADO環境科学研究所のイメージ

お問い合わせ(フリーダイヤル:0120-031-080) 資料請求(無料)