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講師紹介


自然環境の保全と、人の豊かさは両立する - 自然環境保全学科 山脇 正俊(近自然学)

近自然の思想を多方面に応用

 30年ほど前、すでにスイスやドイツでは主流だった近自然土木。私はこの思想を日本に紹介するため、スイス、ドイツからそのオピニオンリーダーたちを招へいし、全国の土木関係者にそのアイデアを啓発・普及してきました。今日の国土交通省による河川事業に取り入れられている『多自然川づくり』が、これにあたります。また、私はこの近自然の思想を多方面に応用し、街づくり、道づくり、エネルギー利用、教育、ビジネス。それから、日常生活や社会システムにまで使える概念としても発表してきました。それが『近自然学』です。
  そもそも近自然学とは、“学”とあるので難しそうに見えますが、実はどなたでも理解できる分かりやすいものなのです。例えば、「心地よい場所や状態は生き延びやすい」とか、「負荷は集中、対策は分散」「対立から両立へ」などです。これが実際にスイス、ドイツでは実践されています。川は気持ち良いほど、本当の意味で安全で生き物にとって棲みやすいというコンセプトで整備されています。さらにチューリッヒでは、多くの家が環境負荷の低い集合住宅となっているのです。

環境を理解し、マネジメントする楽しさを

 地球上でこれまでの様に環境に配慮しない、無責任な自由を許していると「人類の未来はそう長くはない」と、多くの科学者が予測しています。しかし『近自然学』では、「自然環境の保全と人の豊かさは両立する」と唱っています。その教えは我々に希望を与えてくれますが、ではどうしたら良いのか、分かりますか?
  SADOには、この『近自然学』を基本理念として自然環境保全学科が設けられました。環境を観察・理解し、そしてマネジメントする楽しさは、講義と実習で実感してもらえるはずです。私もスイスから皆さんに会いに行くことを楽しみしています。さぁ、「自然環境の保全と人の豊かさの両立」について、ともに学びましょう。

プロフィール
山脇 正俊(自然環境保全学科講師、本校のユニバーサルアドバイザー)
早稲田大学理工学部大学院卒
1980年頃からスイス、ドイツでは主流だった近自然土木を日本に紹介した第一人者。その先駆的アイデアを全国の土木関係者に啓蒙し続け、国交省の河川事業に取り入れられている「多自然川づくり」もその一つ。氏はこの近自然の思想を、街づくり、道づくり、エネルギー利用、教育、ビジネスといった社会システムにまで使える概念として発表している。日本の『近自然学』のパイオニア。

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